20代になってから、メイクの中でも意外と難しいと感じるようになったのが眉毛です。
アイシャドウを変えたり、マスカラを丁寧に塗ったりすれば目元はそれなりに華やかになるけれど、なんとなく顔全体を見ると垢抜けない。
そんな日に鏡をじっくり見てみると、原因は眉毛かもしれないと思うことがありました。
以前の私は、眉毛なんて足りない部分を適当に埋めればいいくらいに考えていました。
ペンシルで眉尻を書き足して、空いているところを埋めたら終了。
でも、それだけだと眉毛だけが妙にくっきりしたり、左右で形が違って見えたりして、思っていたより難しいんです。
特に写真を撮ったとき。
目元はしっかりメイクしたつもりなのに、眉毛の形が決まっていないだけで顔全体がぼんやりして見えることがありました。
そこで気になるようになったのが、アイブロウパウダーでつくる平行アーチ型の眉です。
完全な平行眉ではなく、眉頭から眉山あたりまでは比較的まっすぐ。
そこから眉尻に向かって緩やかに下げていく形です。
私がこの形を好きなのは、かわいらしさを残しながら、目元を自然に引き締めて見せやすいから。
眉毛を細くしすぎたり、角度をつけすぎたりすると、少し大人っぽくなりすぎることがあります。
逆に完全な平行眉にすると、顔立ちによっては幼く見えたり、眉毛だけが重たく感じたりすることもあります。
その中間くらいの平行アーチ型なら、柔らかさもきちんと感も欲しい20代のメイクに取り入れやすいと感じています。
そして、この形を描くときに便利なのがパウダータイプのアイブロウです。
ペンシルだけで眉毛全体を描こうとすると、どうしても線がはっきり出やすくなります。
眉頭までしっかり描いてしまうと、いかにも眉毛を描きましたという印象になってしまうこともあります。
その点、パウダーならふわっと色を重ねられるので、自眉のような柔らかさを残しやすいです。
私がアイブロウパウダーを選ぶときにまず見るのは、色が何色入っているかです。
一色だけよりも、濃い色、中間色、明るい色が入っているタイプのほうが使いやすいと感じます。
眉尻には少し濃い色。
眉毛の中央には中間色。
眉頭には明るい色。
こんなふうに少しずつ色を変えると、一色で眉毛全体を塗ったときよりも自然な立体感が出ます。
特に眉頭を濃くしすぎないことは大切です。
眉頭から眉尻まで同じ濃さで仕上げると、眉毛だけが貼り付いたように見えることがあります。
眉頭はブラシに残ったパウダーを軽くのせるくらい。
中央から眉尻に向かって少しずつ濃くする。
これだけでも顔になじみやすくなります。
平行アーチ型を描く日は、眉毛の上側よりも下側のラインを意識しています。
眉頭から黒目の外側あたりまで、眉毛の下側をなるべく平行に整える。
そのあと、眉山から眉尻へ向かって緩やかに下げていく。
最初から輪郭をくっきり囲むのではなく、パウダーを少しずつ重ねながら形を整えるほうが失敗しにくいです。
眉山もカクッと角をつけるより、ふんわり丸みを残したほうが好きです。
そうすると目元の印象まで柔らかく見えます。
それなのに、眉尻がきちんと整っていると目の横幅まで自然に強調されたように感じることがあります。
これが平行アーチ眉で目ヂカラを出しやすいといわれる理由の一つなのかなと思っています。
目ヂカラを出そうとすると、ついアイラインを濃くしたくなります。
マスカラを何度も重ねたり、濃いアイシャドウを使ったりしたくなることもあります。
でも、それだけだと目元が強くなりすぎてしまう日があります。
特に普段のメイクでは、あまり頑張りすぎた感じにはしたくありません。
そんなとき、眉毛の形を整えるだけで目元のフレームが自然にできると、アイメイクを濃くしなくても顔全体が少しはっきりして見えます。
私はこれがかなり好きです。
ちゃんとメイクしている。
でも濃すぎない。
写真を撮ったときにも目元がぼやけにくい。
20代の普段使いメイクには、このくらいの盛れ方がちょうどいいと思っています。
アイブロウパウダーを選ぶときには、髪色との相性も確認したいところです。
黒髪なのに明るすぎるブラウンを使うと、眉毛だけ浮いて見えることがあります。
反対に、髪色が明るいのに眉毛を黒に近いカラーで仕上げると、目元が重たく感じることもあります。
だから私は、自分の髪よりほんの少し明るいくらいの色を基準にしています。
黒髪ならグレーを含んだブラウン。
少し明るい髪ならナチュラルブラウン。
赤みのある髪ならピンクブラウンや赤みブラウン。
髪色と眉毛の色が自然につながるだけでも、顔全体の統一感が出やすくなります。
最近はアイブロウパウダーにもいろいろな色があるので、選ぶ時間も楽しいです。
普通のブラウンだけでなく、ピンクやモーヴ、オリーブなどが少し混ざったカラーもあります。
アイシャドウや髪色に合わせて眉毛のニュアンスを変えると、同じ平行アーチ型でも雰囲気が少し変わります。
かわいらしく見せたい日はピンクブラウン。
落ち着いた印象にしたい日はグレージュ。
自然に見せたい日はナチュラルブラウン。
眉毛は小さな部分だけれど、色を変えるだけで意外と顔全体の印象に違いが出ます。
そして、パウダーと同じくらい大切だと感じるのが付属ブラシです。
せっかく色がきれいでも、ブラシが太すぎると細かな調整が難しいことがあります。
特に眉尻は細く仕上げたいので、斜めにカットされた細めのブラシがあると便利です。
反対側にふんわりしたブラシが付いているタイプなら、眉頭をぼかしたり、眉毛全体に自然な影を入れたりするときにも使いやすいです。
私は眉尻から描くことも多いです。
眉尻の位置を先に決めておくと、全体の形を作りやすいからです。
眉尻が短すぎると少し幼い印象に見えることがありますし、長く描きすぎると顔が下がって見えるような気がする日もあります。
自分の目の形を見ながら、自然に収まる位置を探すことが大切です。
そのあと眉毛の中央を埋めて、最後に眉頭をぼかします。
この順番にすると、眉頭だけ濃くなってしまう失敗も減りました。
眉毛を盛るというと、濃く描くことだと思っていた時期もありました。
でも最近は違います。
私が欲しいのは、眉毛そのものの存在感ではなく、目元まできれいに見せてくれる眉毛です。
だから濃さよりも形。
太さよりもバランス。
眉頭から眉尻まで全部を同じように描くのではなく、必要なところだけパウダーを重ねて整える。
このくらいのほうが自然なのに盛れて見えます。
特に平行アーチ型は、横から見たときの印象も好きです。
眉頭から眉山までのラインは柔らかいのに、眉尻がすっと整っている。
それだけで目元に少し奥行きが出たように感じます。
アイラインを長く引かなくても、目尻側の印象が自然に引き締まるので、ナチュラルメイクの日にも合わせやすいです。
もちろん、自分の骨格や自眉の形を完全に無視して平行アーチにする必要はないと思います。
元の眉毛から大きく離れた位置に無理やり描くと、近くで見たときに不自然になってしまうことがあります。
だから、自眉を生かしながら少し平行に近づけるくらいで十分です。
眉山が高い人なら少しだけなだらかに。
眉毛が短い人なら眉尻を少しだけ足す。
左右差があるならパウダーで少しずつ調整する。
完璧な左右対称を目指すより、顔全体を見たときに違和感がないことのほうが大切だと感じています。
朝のメイクで眉毛がきれいに決まった日は、それだけでちょっと気分が上がります。
アイシャドウやリップを新しくした日とは違うけれど、なんとなく今日の顔いいかもと思える。
目元が自然にはっきりして、写真を撮ったときにも顔全体が整って見える。
そんな小さな変化が、私にとってはアイブロウパウダーの魅力です。
特別なテクニックがなくても、色を少しずつ重ねられるパウダーなら挑戦しやすいです。
濃くなったらブラシでぼかせるし、足りなければ少しずつ追加できます。
ペンシルだけで一気に輪郭を決めるより、メイクが得意ではない私でも調整しやすいと感じます。
目を大きく見せたいからといって、アイメイクだけを頑張らなくてもいい。
眉毛を平行アーチ型に整えて、目元全体のバランスをつくる。
それだけで、いつものマスカラやアイシャドウまで少し違って見えることがあります。
20代の今だからこそ、濃さで盛るだけではなく、形や色で自然に盛れるメイクを楽しみたい。
ふんわりしたパウダーで自眉になじませながら、眉尻だけきれいに整える。
近くで見ても自然なのに、少し離れて見ると目元がちゃんと印象的。
そんな平行アーチ眉を簡単につくれるアイブロウパウダーは、毎日のメイクに取り入れたくなるアイテムです。